atsu-papa

　アサリの中にヤドカリが混じっていたです。そこそこのヤドカリですが、せっかくなんでアサリの砂抜きの塩水に一緒に入れてたですが、アサリがくつろぐにつれてこいつもくつろいじゃってとうとう殻から出てきたですよ。ＴＶでは見たことあったし、死んじゃった物でも見たことあったですが、くるっと巻いた尾っぽを振り振り徘徊するヤドカリは初めて見たです。何を考えたでしょうかアサリの上に乗って目だけを水上に出して、時折場所を移動しながらいわゆる徘徊状態。ひょっとして殻を紛失した？って思ってPAPAが殻を探して近くにおいてみたですが、あまり興味ないみたいです。周りはアサリばっかだから天敵もいないのでしょうが、巻き貝がない以上、もうお家の換えはないですよ。どうも取り返しのつかない行動を取ってる様で、手をさしのべたくなるです。
　取り返しのつかない行動といえば、参議院の審議を残してるとはいえ強引に可決した年金法案set。法案setはちょっといい加減な呼称かもしれんですが、中身もその程度だからかまやしないです。中身がざるだから1日の審議でよろしいというわけでしょう。かといって基本法や理念法というわけでもない。方向を指してるとも言い難い。むしろ上程すること自体が国会をなめてるですよ。この国の政権与党がこんなていたらくだから諸外国は指差して笑ってるし、交渉時にも馬鹿にするです。
　選挙目前だからって言うですが、むしろ株下げるだけでしょぅ。このまま可決したら、良識の府もまた間抜けじじいの政治サークルに成り下がる。選挙に勝つ気があるならば、問題を出すより解決案を提案する、具体的な検証では相反する課題をどこまで挙げて、その中庸をどこで取るかを明示する、何時、誰が（どの機関が）どういう権限範囲でどのように進めるかを決定して、今回の問題に関してはその監視をどこが行うかって話です。
　PAPAでも迷案に過ぎんかもしれんですが、もう少しまともに考えた案を考えると思うです。ヤドカリ並みの取り返しのつかない行動を取っちゃですね。