atsu-papa

　NOVAの受講生って48万人もいるんですかぁ。駅前留学とか自宅でテレビ使って外国語を習うあれですが、48万人もの生徒数って言うのがびっくりですよ。たぶん、寝ちゃってる人もたくさんいるんだろうけれど、一人10,000円で48億円、たぶん前金でポイントを割安に購入する仕組みみたいだから金額的にはもっと大きな金額ですよ。それだけの金額が前金で入ってくるとキャッシュフローはもうご機嫌ですね。
　確かにＴＶなんかでも宣伝してるけど、駅前に留学するお金も半端じゃないですよ。PAPAの場合は月収を30日で割って日当を出して、その金額以上の買い物はしない事にしてるけど、その理屈だと絶対に留学なんかできない。でも、PAPAみたいに考える人も少なくないだろうから、そんな中で48万人の受講生を確保してるのがすごい事だと思うです。
　そうすると、あんまり短期の契約だとどんどん受講生が減るし、リピートさせるのにも手間かかるから、当然のように長期契約を期待するですよ。それに、前金でもらった分は返したくないのが人情ですよ。契約解除のための手続きとかちゃんと特定商取引法に従って説明してれば問題はないんだろうけれど、解除手続き等についての告知の義務を欠いたっていう事らしいですよ。
　契約から８日以内であれば無条件で解約できるクーリングオフにかからないように契約日を前倒したり、勧誘時にいつでも好きな時間に予約できると宣伝しておいて講師の確保が追いつかないで実際には予約が取りにくい事は改善命令がでて、１年を超える契約と７０時間を超える新規契約の勧誘や申し込みについて６カ月間の業務停止命令が出たって事ですよ。
　確かに特商法に触れてるしけしからん事ですが、事の始まりは中途解約時に高い精算金を要求していた問題から始まってるわけだから、これって別件逮捕みたいなもの。経済産業省のやり口の方が汚いと思いませんか？