atsu-papa

査察への始動

 ここ暫くジョンいる君の消息が届かなくなってるですが、一方で国連のIAEAの核査察を受け入れる方向で話がころがりだしたですね。クリストファー・ヒル国務次官補がウランバートルから千英宇外交通商省朝鮮半島平和外交本部長に電話して、韓国も重油5万トン供与に向けた準備を始めたですよ。
 知るよしもないですがこのところのヒル国務次官補の動きからは水面下でなんか企んでないですか。ブッシュ政権も末期状態で今更じたばたする事もないですが、悪の枢軸とまで称したジョンいる君の動きが見えなくなったの、なんか絡みがあるようにも見えるですよ。米国は実に裏側で何をやってるか解らない国ですから、ヒル国務次官補が落ち着き払ってるのがかえって不気味です。
 もちろん北朝鮮にしてみればマカオのバンコ・デルタ・アジアで凍結されてる北朝鮮資金を取り返したいのが一番なんだろうけれど、よしんばロシアの銀行に送付されたって、ロシアの情勢がプーチン体制の中でいささかの不安要素もあるですよ。この際、核保有の云々なんかよりいつでも換金できる体制になりたいって所ですか?それにしてもジョンいる君が采配できない状態になったらこの先誰が采配するですか。
 以前のいるそん氏からジョンいる体制になるだけでも数年間の移行期があったし、その間にかなりの幹部の刷新を図ったでしょ。今回の場合は軍部の声ももかなり影響力あるじゃないですか。まぁ、それなりの地位にある人たちは現実を認識してるだろうから暴走はないにしても、ベクトルが揃わずに独走する奴が現れると厄介ですよ。
 ボス中心にまとまってても、ボスが変な奴だと大変で、ボス不在でまとまり無くなるとどこに行くのか解らなくなってこれまた大変。周囲の不安をよそに淡々と手綱を裁いてるヒル国務次官補の姿もそれに重なって不気味な気さえするです。

atsu-papaの投稿(14:43:00-2007-06-18) - カテゴリ: Main

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