atsu-papa

器2

 K1のオランダ大会。ありゃ何ですかぁ。マイティモーには一発も手を出させないまま、セームシュルトの圧勝は、こりゃ試合の駆け引きでやむを得んかとも思うですが、ボブサップはいただけないですよ。タックルしたって効果ないんだから、分かり切った無用な攻撃すること自体が判らないし、当然、ピーターアーツが膝蹴りに行くのも当たり前。おまけに十分な破壊力があるのも判っていて、1回目のタックルではそれを頭に受けてるですよ。2回目はみぞおちでKO。
 要はいたい思いをせずにできるだけ早く決着をつけて欲しいって言う意図が見え見えです。つまり、しっかりやらせでボブが負けに行ったですよ。まるでハッスルです。
 あれだったらピーターアーツにしても膝は出した物のやり甲斐のない試合だったです。どうせちゃんとやっても絶頂期のボブならばまぐれはあっても、今のボブとアーツでは格も器も違うですから勝負は推して知るべし、ファンはボブがパワーでどこまで食い下がれるかを見たいわけだから、逃げまくってでも判定に持ち込むくらいの試合にしなきゃ、いよいよ反感買うの当たり前ですよ。
 PAPAもがっかり。TVの番組9時までなのにまだ試合が始まってないよって、思った頃に「こんな事もあり」って言う悟りを開けなかったですから、すんごく消化不良です。
 既に何度も見てるDieHardの方がよっぽど良かったですよ。
 それにしても澤屋敷純一は良いですよ。バンナに勝った試合はまぐれフックかと思ったけど試合を重ねるごとに風格出てきたですよ。今回対戦したニコラ・ヴェルモンってムエタイの欧州チャンピオンらしいですが、しっかり決着つけたですから、お見事でした。
 それにしてもK1Granprixは谷川プロデューサーになってから、意外な対戦カードは多いですが、ふざけた試合も多いですね。なんか、やってる選手が可哀相な時さえあるです。なぜでしょう。
 選手の器を評価できないプロデューサーの器って言うか、ボブサップまさにそれ、やっぱピーターアーツはそりゃぁ全盛期ほどはないにせよ、そこに円熟味を増してるですから力も器も上の上ですよ。

atsu-papaの投稿(14:42:00-2007-06-25) - カテゴリ: Main

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