atsu-papa

老舗の零落

 とうとう「すかいらーく」がなくなるです。PAPAが高校生の頃だったですか、突然、九州にも出現したファミリーレストランだったですが、関東からどんどん南下して、宿敵ロイヤルホストの牙城に攻め入ったって言う感じじゃないですか。何しろ当時、福岡がお膝元のロイヤルホストの本社のすぐ近くに「すかいらーく」ができたですからびっくりです。
 当時もロイヤルホストの方が高級感あったですし、何しろ地元企業です。だけど、それに向こうを張れるほどの安さを売りにしたのが「すかいらーく」だったですよ。
 価格戦略は時には泥沼にはまるです。吉野家もそうだったですしマクドナルドもそうだったですが、今で言うと「すき家」の牛丼330円がそのたぐいで、あれを350円にした途端にお客が減る事になりかねないです。単純に価格を下げると、よほどの付加価値をつけないと価格を戻すことができないですよ。
 「すかいらーく」の場合は低価格戦略店の「GUST」になっていくです。経営再建をはかる課程で結局「すかいらーく」の看板を外さざるを得なくなったです。
 それにしても「GUST」には小さなこどもを連れた若いおかぁさんたちがたむろしてるです。
 きっとワンコイン以下でしっかり時間をつぶせるからですかね。その点、同じ低価格戦略を展開しても「JOYFUL」はすごいです。単品単価は安いですが、お客の回転もお客様単価もそこそこに維持してるんじゃないですか。不思議なことに全然違う立地にあるお店なのに、同じようにお客が入っているですからただただ驚くですよ。
 外から見るのと内情は多少は違うのでしょうが、少なくとも外見的には勝ち組のコンセプトはしっかり明解な気がするですよ。

atsu-papaの投稿(14:52:53-2009-10-19) - カテゴリ: 時事に思うこと

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