atsu-papa

　管vs小沢の民主党代表選挙が毎日のニュースソースになってて、毎日のように相も変らぬ空虚な政策論が繰り返されているです。
　それにしてもマスコミは連日の様に世論動向を報じているですが、、この選挙って内輪の選挙ですから、本来世論は関係ないですよ。ただ、世論を無視できないという大前提に立たないと、野次馬根性でオッズを公表するマスコミに正当性が生まれないですから、世論、世論と繰り返すですが、与党党首が総理大臣になるってことであって、それを内輪で決めることに変わりは無いです。
　それにしても小沢さんの豪腕神話はどうも神話に終わりそうですよ。このまま勝ってしまったら大変なことです。無利子国債で財源を確保できるなら、その分の相続税減収分は誰が出すですか？普天間の辺野古移転も鳩山さんをたぶらかしたのは当時幹事長の小沢さんじゃなかったの？高速道路無料化やガソリン税の暫定税率廃止はマニフェストに謳っていたけど、それを覆して前原さんに地団駄踏ませたのは小沢幹事長だったですよ。
　一つ一つマニフェストの公約を覆してきた小沢さんが、刑事訴追されて裁判闘いながら、マニフェストの実行できない理由をあげつらって、自民党に擦り寄る姿は見たくないのですが、限りなくそうなる可能性を秘めながら有利な選挙戦を戦っているところが豪腕の所以です。
　どうもあの方が口にすると「はずが無い事」まで「かも知れなくなる」ですから、そこが管さんの言う正論との耳障りの違いです。
　菅さんに大きな期待は出来ないですが、同じジリ貧になるにしても小沢さんよりはましな気がするって言うのが、いわゆる世論なんじゃないですか。
　菅さんももうちょっと耳障りの良い言い回しや詭弁を多用しないと、いわゆる「お仲間」は増えないですが、まぁ市民運動家ですから仕方が無いのでしょう。
　いずれにしても職業政治家の時代が終焉しない限り、覇権争いは続いていくですよ。せいぜい耳障りのレベルの違いで、肌触りはいずれもいずれって事です。