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有事の識見
日本にはまだ、中国が春暁を日本と共同開発するかもなどと甘えた判断をしている人がいるですが、尖閣諸島の中国漁船衝突事件がなくっても東シナ海のガス田権益は中国が総取りすることは明らかだったです。「金や技術を分けてくれたら、少しばかりの分け前をくれてやっても良いよ。」って言うサインに舞い上がって日本名を白樺などとつけちゃったのぼせ者がいたことがそもそも大失態なのですよ。少なくとも日本の排他的経済水域に近い春暁くらいはって甘えたこと考えたのが間違いで、先に手をつけた中国が単独開発であれ、共同開発であれ利権を確保するのが彼らの物差しですよ。
前原外相が「掘削なら対抗措置」って言っても、もう時は既に遅しなのです。戦争しないで解決するならばもはやあきらめざるを得ない。中国よりも日本側の棚の上に設備を構えて、中国がガスを採り尽くす前に日本が確保するしかないのです。
日本は法治国家と言うですが、検察も裁判所も法の番人とはいいながら不合理です。法を守る事が目的になって民意に反することがどれほど多いことか。なるほどって納得できない判例なんか滅多にあってはならないのですが、そんなのがごろごろあるですよ。果たして、国会で立案される法が国民の方には向かずご都合主義に依っている事は三権分立の無能化を助長するです。
だからこそ政治主導で「まつりごと」が行われないのであればもはや国の体をなさなくなるですよ。ところが、この人達がみんな平和ボケしちゃったから、日本船が拿捕されたら金を取られて、領海侵犯漁船には体当たりまでされて、さらに外圧にも屈して、その上賠償金まで要求されてるです。
報復処置ではいけないですが、当然の対応を行わないのは怠慢です。人質が心配ならば中国に日本人を行かさないことです。何かと因縁をつけてまた人質を取られる。そんな国なのですから、当然の対応をすべきです。
よしんばレアアースの禁輸を解いたとしても、そのあとに待っているのは一方的で強硬な主張であることは明白ですから、大人のつきあいを望むことそのものが、彼らの物差しにはそぐわないことを認識すべきなのですよ。
残念ながらニュースで言う程、中国にはダメージはないです。大国ですから中国にとって第2番目の貿易相手国がいなくなったら次が控えているだけですよ。日本の技術も金で買えることを確信しているです。米国だって日米安保なんかより中国市場の方が大事そうですから、辺野古の代わりに、尖閣にって言う話もないです。本来ならばその方が台中に近いし南シナ海にも近いのですが、なにしろ私有地ですから日本国による買い上げができるかどうかさえ疑問。中国が国あげてこれを買うって言うと、もっと厄介です。
中国の毒だらけの農作物に日本の農家がやられ、海賊版ソフトや著作権無視の楽曲、特許権無視の家電品を作るために公害をまき散らして日本にまで光化学スモッグをまき散らし、あげくは過激な手法の窃盗団まで送り込んできた国です。少しの間、不便はあっても中国を迂回しながら、日本の主権をきちんと訴えないと、未来が無くなるです。
何よりも、日本は今、有事なのですが、有事だと認識できていない事が問題なのですよ。
atsu-papaの投稿(10:53:03-2010-09-28) -
カテゴリ:
時事に思うこと
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