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 消費者庁はできただけで何もしない役所だって思っていたですよ。何しろ福嶋みずほが何のためらいもなく放り出した大臣ポストですから、推して知るべしだと思っていたです。ところが暇に任せて焼き肉店巡りをしていたです。
 何でもモモ肉やその他の部位の赤身を「ロース」として、メニューに「モモ」肉などを「ロース」と表示して客に提供しているとして、脂が乗った肉を「カルビ」として売っていたと言うです。
 これが目にとまって消費者庁は全国の約500社、1400店舗ある「全国焼肉協会」の店に表示見直しを求めたそうですよ。ただ、その根拠法が景品表示法になるらしいですから、誰のための見直しなのかが微妙です。
 少なからず長年の慣行で本物のロースは「上ロース」なのだったら今更、業界団体に表示の見直し求めるのは天下りのための引き締めかって勘繰りたくなるのは仕方ないですよ。
 実際にモモ肉だったとしても「この店のロースはぱさぱさだ!」とか、「上ロースじゃなくっても充分だ!」って言う評価はお客がするです。わざわざバラ肉、さがり肉、もも肉って言う表示してると店もあるのだし、あとは客が何を食べるかを注文するですから、長年の慣行万歳なのですよ。
 ここに来て、ようやく消費者庁が独自に天下り先を物色し始めたって言う評価について、いかが思うのかを参議院でも聞いて欲しい物です。
 この上、小沢一郎の強制起訴についてしつこく絡んでも、肝心の検察の方の権威が地に落ちてるですから、どうにもやるせない話にしかならないです。小沢先生が政治献金規正法に触れる虚偽の申告をしたと言っても、さがりをカルビと言った程度の話ですから、まるで鬼の首取ったように騒ぐ野党のおいちゃん達も、今何が必要なのかをもっとわきまえて質問しなきゃぁ時間の無駄です。自民党が野党といえども政権を奪還しうる党になるためには、根本的なメンバーの総入れ替えがいるのかもですね。

atsu-papaの投稿(18:46:46-2010-10-07) - カテゴリ: 時事に思うこと

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