atsu-papa

懸命の報い

 一所懸命にやっていたら何でも報われるかと言えば、それはある程度"yes"だと思うのですが、成果が上がるかと言えば明らかに"no"なのですよ。だから、成果を求めて一所懸命になるのは儚いのです。
 パラリンピックが終わってロンドンではオリンピックのメダリストとパラリンピックのメダリストが一緒にパレードしてたりするですが、近年、障碍者スポーツで金メダルトップの中国なんかでは傷痍軍人の方々がずいぶん活躍しているのだそうですよ。
 オリンピックはそれこそ一所懸命に努力してきた人たちの祭典であり、国や地域を挙げてスポーツを通じて競うわけですが、競う目安はやっぱりメダルの獲得数になってしまうです。結局、成果で物を考えると数値化しやすいのです。だけど、数値化するべきではない大事な事があるですよ。
 失業率が上がると、雇用促進事業と称していろんな事するです。無駄に金を掛ける事無しに、さしのべる手が本当に困っている方へ届く事も少ないのです。要領の良い人たちの排除は、本当に困っている人たちへのハードルアップになります。
 みんな相応に懸命の努力をしてるのですよ。にもかかわらず仕組みを考える人たちは数字でしか物言わない。目先の成果にとらわれて、どう報われるのかが解らなくなってるのです。
 
 

atsu-papaの投稿(21:02:00-2012-09-13) - カテゴリ: 時事に思うこと

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