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 パソコンの世界での慣用値の話ですが、8ビット(bit)が1バイト(byte)で1024バイトは1kB(Kilo-binary byte)、1024kBは1MB(Mega-binary byte)、1024メガバイトは1GB(Giga-binary Byte)、1024ギガバイトは1TB(tera-binary byte)。この辺までは生きてるうちに実感できるとは思っていましたが、この上になると1兆を超しますから、感覚的に把握できなくなるのです。
 そして、1024テラバイトは1PB(peta-binary byte)で、1024ペタバイトは1EB(Exa-binary byte)、1024エクサバイトは1ZB(zetta-binary byte)で1024ゼタバイトは1YB(yotta-binary byte)になります。ヨタバイトなんて言う単位はもはや与太のレベルで雲をつかむような話です。
 漢字文化圏での数字の単位は一、十、百、千、万、億、兆、京、垓、秭、穣、溝、澗、正、載、極、恒河沙、阿僧祇、那由他、不可思議、無量大数という並びになるのですが、普通は兆くらいまでしか使えないです。
 その1兆の1万倍が「京」なのですが、かの民主党の事業仕分けで村田蓮舫議員から「2位じゃ駄目なんですか?」って言われたスーパーコンピュータ、2011年に念願の世界一になったのもつかの間、2012年には3位にまで落ちてしまった理化学研究所のスーパーコンピュータの銘銘の由来がこの「京」だったのです。
 ところがこのたび文部科学省がExa級スーパーコンピュータを目指す事になりました。
 このExa級スパコン、1秒間に100京(1兆の百万倍)の計算をするコンピュータで、欧米や中国は既に2020年前後の完成を目指して研究を進めているのですが、とりあえず日本もそこの参戦しようと言う事です。
 1位じゃなくっても良いのですが、置いてきぼりになっては科学技術や産業競争力の点で大きな足かせになりかねませんから、来年あたりから重い腰を上げましょうと言う事です。

atsu-papaの投稿(20:34:00-2013-05-07) - カテゴリ: 時事に思うこと

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