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古田バンザイ

　ヤクルト古田敦也選手兼任監督が今季初安打を放ったですね。久しぶりの「代打、オレ」だったですが初安打とは思えないクリーンヒットでしたよ。続く打席でもあわやホームランの打球でしたから、まだまだ現役を維持できる逸材の引退ということですね。
　ましてや、敵地での「お別れセレモニー」にもかかわらず広島のファンもしっかり「古田コール」をしてくれてたですから見ていても感動したですよ。
　古田選手といいえば野村ＩＤ野球の申し子で城島捕手が台頭するまでは日本一のキャッチャーだったです。少なくとも打者がピッチャーとの対決というより「古田と戦う」って言う印象を持たざるを得ないほどの存在感があったですよ。
　それに選手会長当時の日本プロ野球史上初めてのストライキ騒動にしても、あれがなかったら選手が球場の周りに出て直にファンサービスをするなどというＭＢＬ的なイベントは無かったかもしれないです。
　選手として兼任監督としてプロ野球選手会長だけではなく野球人としてすばらしい実績を残しての引退です。惜しむらくは去年、今年のスワローズの成績ということでしょうが、まぁ、６チームあれば１位から６位までのどこかに各チームが収まらなきゃいけないわけですから、それもまた良しとしなきゃですかね。
　今年のプロ野球はクライマックスシリーズを迎える直前までペナントレースで十分に楽しめてるですね。セ・パ共に上位３チームが拮抗してるですから、ひょっとして日本シリーズが千葉ロッテマリンと阪神タイガースだって事もありですよ。
　どうも順当に１位チーム同士にはならないような雰囲気が漂うです。消化試合が少ないというのはプロがプロとしてプレイをするためには大事なことでした。そんな気にさせた一要因であるフランチャイズ球団が地域に密着し根ざすって事をしっかりやったのも古田監督でした。

atsu-papaの投稿(23:56:00-2007-09-27) - カテゴリ: Main

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