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改憲に反対ではないけれど、発想が恐ろしい

　共通番号制度関連法（マイナンバー法）が可決、成立したです。日本人が昔から持った誠実さや正直さを維持できるのならば間違いなく我々にとっても良い事ずくめなのですが、最近の日本人と来たら韓国ルール化、中国ルール化が進んでいるですから、「見て見ぬふり、知って知らぬ振り」を通り過ぎて、「人が見てなきゃぁ構わない」など言う基準に変わりつつあるです。
　私利私欲のために公務を欺く公務員がどれほどいる事か。あわよくばなりすまして恩恵に与ろうとする輩がどれほどいる事か。卑劣な詐欺を働く連中は行政のほころびをしっかり利用するですよ。
　2016年1月からはとりあえず社会保障と徴税からですが、住基ネットでさえどうも怪しいのですから、国民全員に背番号振ったら次は何が起こるでしょう?
　何しろ役人の目は「国民にどんなサービスができるか」より、「いかに自分たちが楽するか」にしか行かないのです。当たった馬券にだけ税金をかけて、はずれ馬券は自業自得で経費にもならないような見方をする輩です。そもそもが公共サービスは質ではなく量を重んじてきたのですよ。そんな方々に市民のナンバリング情報を持たせた時にそれによる公共サービスの質の向上が図れるとでも思っているのでしょうか。
　いったん廃案になった共通番号制度関連法をここに来て通してしまったのは、papaには役人への迎合なのではないかとさえ思えるです。
　地方分権推進と見せかけて、中央集権の手綱を握る手立てに過ぎないです。もっとも、はじめから自民党は地方分権の考えであって、地域主権なんかあり得なかったのですが、あんまりあっさり決まった共通番号制度には、些かの恐ろしい物を感じるです。
　この調子で憲法改正も陛下を元首に、まずは国ありきの自民党改憲案になだれ込むつもりですか。

atsu-papaの投稿(19:19:00-2013-05-24) - カテゴリ: 時事に思うこと

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