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窮猫、鼠を噛む?筋書きの解らない大波乱中

 予算案を盾に共和党がオバマの推進する皆保険制度に抵抗しているです。もともと、皆保険制度を含む医療保険制度改革はオバマの大統領選挙公約であり、その公約のもとで大統領選挙に負けちゃった共和党なのですが、日本で言う”ねじれ状態”である米国下院での過半数を良い事に「江戸の敵を長崎で討つ」てな話です。大統領選挙でも、将来にわり予算を圧迫したとしても皆保険制度を設けるべきではないかという民意は明らかなのですよ。共和党も得る物がない戦いを挑んだ物です。
 その結果、新年度入りした昨日から一部政府機関が閉鎖され、職員の一時帰休が始まったですが、よしんば予算が可決したとしても、手元資金残高の不足で債務不履行(デフォルト)がいつ起きてもおかしくない状態なのですよ。
 日本も中国に次いで米国の国債を保有しており、米国の信用力失墜はかなり厄介な話になるですよ。解決策として約16兆7000億ドルの債務上限を引き上げて、さらに借入が起こせる状態にすると言うのですが、これって、日本が散々ケチを付けられた先送りです。とりあえず借金で財源を確保しても、財政が改善される要素は全くないですから、日本としては値のさがりつつある債権を、みすみす口に指くわえて見過ごしていく状態です。
 これって集団的自衛権以上に直近の実害の話です。かといって、思いやり予算、不平等な日米地位協定、このうえに、媚びて債務を肩代わりするような話はないですから、もはや、「頑張れ〜!」って遠くから応援するしかないのです。いくら同盟国と言えども共倒れはできないです。
 ただ、予算が可決せずに政府機関が閉鎖されたり、職員の一時帰休をした分、ほんの僅かデフォルトが引き延ばされているのかもです。日本でもそうですが、お役所っていうのは自ら稼ぐという事をしないですから、支払う業務を止めてしまえば、手元資金の延命はできると言う事になるですよ。
 二大政党の米国でも、国の運営に対する責任はこの程度ですから、群雄割拠の日本の政党が国政をおもんばかる事などなくても仕方ないです。政争ゲームに明け暮れて、選挙の動向に一喜一憂して、支持団体の利益代表に終始するのが精一杯です。そう言う意味では地方分権を錦の御旗に政策を掲げた”大阪維新の会”は変わり種だったですからそれなりに存在感があったのですよ。
 堺市長選で負けちゃったら、もはや賞味期限切れのごとき報道がされているですが、むしろ、あれはアベノミクスの腰を折らないために堺市民が気を遣ったのではないですか。その分、安倍首相も気を遣って消費税を上げない方法を模索はしていたようですが、結局は抜き差しならないのですよ。それこそ官僚の言うとおりの野田美彦前首相の置き土産です。
 毒まんじゅうを食らった後の解毒策こそが安倍政権の命綱です。口から出任せのオリンピック誘致や苦し紛れの法人税減免ごときのその場しのぎでは先送りにさえならないです。幻の第4の矢はある意味興味津々、たのしみでもあるですよ。

atsu-papaの投稿(22:19:00-2013-10-02) - カテゴリ: 時事に思うこと

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