atsu-papa

究極のやさしさ

　　ほとほと自由民主党って面白い。ひょんな事からPAPAはむかし党員だったのよ。だけど今の自民党は下手なホームドラマ並みでなんでもありですよ。
　今日にも中川秀直幹事長が平沼赳夫元経済産業相と話をしそうなんだけど、平沼さんは郵政民営化に反対して離党した「造反組」議員の代表者。これってOB会みたいなもの？中川さんは笹川尭さんが委員長の党紀委員会の顔色うかがいながら復党させたいんだけど、この党紀委員会にしてみれば造反議員たちは「昔の恩人」とか「敵に回すと怖い人」ばっかりだから、そりゃぁ復党を基本的に認めるですよ。党議拘束に反した謀叛人扱いは小泉さんの時で終わらせましょうって事ね。
　そこで出た踏み絵が「郵政民営化賛成と明言する」こと。それするくらいなら離党しないでしょ。吉本新喜劇の台本並みに面白いですよ。平沼さんはその気になれば地元で現職の衆議院議員たたき落とすくらいの人気は十分にあるんだし、そう簡単に「健康のためなら死んでもいい。」とは言わないですよ。
　その合間に中川さんは若手の小泉チルドレン集めて、御勉強会の席で察するに実力者の復党のために「何が起きても騒がないでね。」って脅したんじゃぁないの。
　親分の安倍晋三首相は「中川幹事長が集約すると聞いているので報告を待ちたい。国民や党員に説明ができるとの確信に至る必要がある」って言ってるけど、本当は復党願を提出するのは、党紀委員会や幹事長のほうで、受け取るのが造反議員団。
　ところで首相の「報告を待つ」ってことは指示あるいは命令をしたって事？あなたが「確信に至る」ってことは『上手い事言える』かどうかかい？
　こんな中で本末転倒の「踏み絵を踏んで復党願を出してね。」って言う中川さんのお話を聞いてあげてる平沼さんはやっぱりやさしい。

atsu-papaの投稿(06:14:00-2006-11-22) - カテゴリ: Main

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