atsu-papa
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あるべき先読み
新潟県が今月中に予定してた道路工事などの入札70件、約20億円分を凍結したです。当然ですが、揮発油税の暫定税率の維持をもくろむ政府の租税特別措置法改正案がそのまま期限切れになった場合に暫定税率が廃止されると財源が確保できない訳ですから賢明な対応とは思うですが、同様の対応が各都道府県で行われたら国土交通省は面子が無いです。
もっとも、新潟県土木部が凍結したのは3月19日以降に入札を予定していた道路工事のうちの前倒し発注を予定していた08年度の工事の一部の話で舗装なんかの工事がはそれほど急がなくっても良いものばかりで、道路の維持補修などで生活に影響の出る工事はちゃんとやるそうですよ。そういう意味では、必要なものとそうでもないものの棲み分けにいち早く着手したって事です。
県にしてみれば国庫補助金も含めた道路関係事業費もあるですが、直接徴収する自動車取得税、地方道路税、軽油引取税の話ですよ。これらの税金についても暫定税率が適用されて本来よりも高い税率が適用されてきたですから、道路整備の財源として国が徴収する揮発油税、自動車重量税なんかよりも深刻なのかもしれんですね。
でも、30年間の暫定税率による税収増で道路を整備しましょって決めてたのに、その間に余計なものに使っちゃったからその期間を撤廃して恒久化しましょ言う話はやっぱり無茶な話で、今までの無駄遣いをきちんと見直すところから始めるのが筋ってものだとPAPAは思うですよ。本当に必要なものであれば他にもたくさんある無駄を減らしてお金を工面するです。そうしないと、国も地方も無くなっちゃうです。
atsu-papaの投稿(23:33:00-2008-03-26) -
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