atsu-papa

G7万歳?

 昨日はお休み中にもかかわらずニューヨーク株式市場の9日ぶりの反発が目立ったせいで、今日の東京株式市場はのっけから反発ではじまったですね。反発って言っても前週が落ち過ぎてるですから、先進7か国財務相・中央銀行総裁会議やユーロ圏15か国の緊急首脳会議で銀行間取引を政府が保証するという金融安定化策が出されたことや、三菱UFJフィナンシャル・グループが昨日、モルガン・スタンレーに対する90億ドルの出資の払い込みを完了したことやイギリスの大手銀行に対する公的資金注入が発表されたことが好感されての反発にはまだまだ落とし穴があるですよ。
 そんな中で、米国と日本は完全に乗り遅れたですね。張本人である米国は何にもしないし、日本では三菱UFJファイナンシャルグループが動いたものの、政府はといえば預金の全額保護をどうしましょうかってところでもたもたしてる。
 株価反発のおかげで一瞬消えてしまった資産がうっすらぼやけて見える程度にはなったですが、史上最大の上げ幅をしてダウ平均株価は、9387.61ドルですよ。石油先物が80ドル台なのはよしとしても円高による輸出企業の業績悪化はこれからです。
 東京市場の反発は単にニューヨークで買い損なったあわて者が海を渡って追っかけてるだけかもですよ。
 世界的な金融危機に一気に落ち込むことはなかったものの、少なからず米国の金融危機はまだまだ続くです。景気回復に至るのに半年や1年はかかるんじゃないですかね。日本はというと、あいも変わらずその後ろにちっちゃくなって隠れながら同じ道を歩いていくんじゃないかってついつい思ってしまうです。
 8日ぶりに反発ではじまったお目出度い日なんだけど、どうもぬか喜びできないですよ。PAPAはというと当然ですが株なんか買う金ないです。他人事といえば他人事です。

atsu-papaの投稿(10:32:51-2008-10-14) - カテゴリ: Main

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