atsu-papa

　何も気にしなくってよいんですよ。オバマは自国の経済にしか目が向いてないのですから、気にしなくってもよいのですが、クリントン国務長官がワシントンでの演説で「韓国、日本、オーストラリア」の順に同盟国を揚げたのだそうですよ。そしてこれまでに定型的に使っていた「日本、韓国、オーストラリア」という順番を変更したのは、オバマ政権が普天間飛行場の移設などを巡っての信頼関係が揺らいでいる事の日本に対する警鐘だって言う話です。
　考え過ぎじゃないですか。日本を重要視してきた部分では冷戦の頃にウラジオストックから太平洋に出てくる艦船のテトラポットくらいには見てくれていたんじゃないですかね。ジャパンバッシングで取りざたされてきたTOYOTAもHONDAもこちらが考えているほど米国からは認識されていないです。所詮、はえたたきで叩く的程度のものとしか認識されていないですよ。
　もちろん知日派の人たちの数は増え続けていたかもです。それでもこれまでどれほどの無理難題を突きつけられ、核問題についてはだまされ続けてきた事か。多少の金を投資してくれても、プラザ合意以降、円をつり上げてそれに見合う回収をしてきたではないですか。その米国が順番を言い間違えただけの話なのですよ。
　確かに民主党政権がわかりにくくって、どう反応するのかを見たいって言うのもあるかもですが、華からそれほど日本を重要視してきた国ではないのです。この演説、政策研究機関の外交問題評議会での物らしいですから、これを真に受けて日本をこき下ろす不徳の輩が増えるです。