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ノキアの思惑

　携帯電話のトップシェアと言えばフィンランドのノキアですが、ここがAppleのiPhoneの販売好調をねたんで特許侵害の裁判を起こしたですよ。もちろんノキア側にも言い分があるのはよく解るですが、ノキアが特許侵害について「アップルはノキアの技術革新に『ただ乗り』している」と言うにしては、発売から既に2年が経過しているですからいかがな物ですかね。
　あの手の企業はライバル会社が新作を発表したらすぐに手に入れてばらしてみるですよ。日本の携帯みたいなガラパゴス的発展をした物はどうなんだか分からないですが、iPhoneとかBlackberryとかTouchDiamondについては絶対検証をしてるはずですから、今更、無線LANに関する複数の基幹技術を盗用したって言われても「Appleもびっくり」って言う話になるかもです。
　多機能型携帯電話機って言ってもお財布携帯にはならないし、あくまでソフトウェアの開発で機能性をカバーするPDAですから、使う人によっては“話せるゲーム機”にすぎないです。今後クラウドコンピューティングが定着してきたとしても、今の3GSからもう一段進んだ所での対応になるでしょうから、来年の2月頃出てくる次世代iPhoneでの話だと思うのですが、それを牽制しての動きなのですかね。
　それにしても、ノキアにとって目障りって事はiPhoneもなかなか頑張っているって事ですよ。
　ところで、日本でのiPhoneは2年契約ですから、もし来年早々に次世代4G対応機がでたら3GSユーザーはどうするですかね。きっとAppleはipod同様iPhoneも“使い捨て”モデルだと考えてるんじゃないですかね。実際、携帯電話として考えると他の携帯電話同様使い捨てもやむなしなのかもですが、ディスポモデルなのだったら2年契約はSoftbankの陰謀だったですかね。
　なかなかいろんな思惑がある物ですよ。

atsu-papaの投稿(06:59:50-2009-10-23) - カテゴリ: PCニュース

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